京都のお土産をいただきました。
京漬物の「御すぐき處京都なり田」のお茶漬まめ
文化元年(1804年)創業、すぐき漬けで有名な老舗ですがお茶漬まめもオススメです。
炒った大豆に昆布と削りがつおを加え、たまり醤油で香ばしく仕上げた逸品
硬いです、こりこりした歯ごたえ。噛みしめていると豆の風味と旨味が口の中にひろがります。
そのままポリポリ酒のつまみにピッタリ、お店がオススメする食べ方はお茶漬まめごはん
さっそく作ってみました。
お茶漬まめごはん
作り方は簡単、お米にお茶漬まめを加えて炊くだけ
お茶漬まめにしっかり味がついているので、余計な味付けは不要です。
作り方
米2.5合にお茶漬まめ1袋を使用
ご飯はストウブ(STAUB)鍋で炊きました。
ストウブ鍋で炊飯!美味しいご飯を食べたい方にオススメです炊飯方法は柾式炊飯術、真崎庸『ご飯の炊き方を変えると人生がかわる』(晶文社 、2019)で紹介された炊き方です。
米を浸水する
米を洗い1時間以上水につけて完全に吸水させます。
ご飯を炊く
蓋をして加熱、沸騰したら蓋をはずします。
お茶漬まめを加え、お湯が減ったら蓋をして火加減は中火にします。
鍋底からチリチリ音が聞こえてきたら火加減は最弱にして3分半たてば出来上がり
蓋をとるとほんのり醤油の香り、つやつやの豆とご飯
美味しいお茶漬まめごはんが炊けました。さっくりと混ぜてお茶碗によそえば完成です。
お茶漬まめの歯ごたえはコリコリ、ご飯には昆布と鰹節の旨味が染み込んでいます。
冷めても美味い
残りはおにぎりにしました。
ご飯にしっかり味が染み込んでいるので冷めても美味しかったです。
池波正太郎の感想
池波正太郎は「なり田」の豆茶漬けは「豆を半分に砕いて茶漬けにするとうまい」と感想を述べています。
夜ふけて、親しい人にいただいた〔なり田〕の豆茶漬けで、茶漬けを一杯食べる。豆は半分に砕くとうまい。
池波正太郎『池波正太郎の銀座日記[全]』新潮社、1991年、p372より引用