Смачно!はウクライナ語で「美味しい」という意味
ボルシチはロシア料理と思われがちでがウクライナが本家本元です。
多くの人にはロシア料理と知られている「ボルシチ(細かく刻んだ野菜を煮込んだスープ)」は,実はウクライナが本家本元。
在ウクライナ日本国大使館
2021年3月にはウクライナ外務省がボルシチをウクライナ料理として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録申請しています。
ウクライナ外務省は3月30日、根菜のビーツを使ったスープ「ボルシチ」を、ウクライナ料理として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されるよう申請したと発表した。世界的にロシア料理のイメージが強いボルシチだが、ウクライナが「本家」だとアピールする狙い。
東京新聞. 2021年4月3日
この件に関してウクライナは「ロシアの情報操作でも真実は変えられない」と文化情報相が表明しています。
恥ずかしいことですが私はこれまでウクライナをロシアと区別して意識することがありませんでした。
例えば小説家のゴーゴリやバレエダンサーのニジンスキー、ピアニストのホロヴィッツやリヒテルはみなウクライナで生まれています。私は彼らをロシア人だと思っていました。
ウクライナは国土が日本の約1.6倍、人口は約4,500万、この国が独立した国でなくなる危機にあります。
今回はウクライナの安寧に祈りをこめてボルシチの作り方を紹介します。
目次
ボルシチ
ボルシチは鮮やかな真っ赤なスープが特徴
この色はテーブルビートの色素によるものです。
材料(4人分)
具材
- 牛肉(スネ肉)
- にんじん
- じゃがいも
- キャベツ
- 玉ねぎ
- マッシュルーム
スープ
- ホールトマト缶詰
- ビーツ 缶詰
- セロリ 3本
- 長ネギの青い部分
- ローリエ
- にんにく
生のビーツが手に入らない場合は水煮缶を使用しました。
缶詰でも美味しいボルシチが出来上がります。
作り方
1.鍋にバターとオリーブ油を入れて牛肉を炒める。
野菜はみじん切りにする。
2.肉に色がついたら、にんじん 、じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ、マッシュルームを加えて油がなじむまで炒める。
3.鍋に水、ローリエ、長ネギの青い部分、にんにくを入れて沸騰させる。
4.1の鍋に3のスープとビーツを汁とともに加える。
塩と胡椒で味をととのえて煮込む。
5.皿に盛り、パセリを散らしサワークリームを添えて完成
野菜と牛肉の旨みがたっぷり、サワークリームを添えると濃厚で味わい深いボルシチを楽しめます。
ウクライナへの祈りをこめてボルシチを作りました。ロシア料理と思われることが多いボルシチですが、ウクライナが本家本元
野菜と牛肉の旨みがたっぷりのボルシチを簡単に作れるので、皆さんもぜひ試してみてください。
Бувай!
こんにちは
Доброго дня
ドーブロゴ ニャー
さようなら
Бувай
ブバイ
美味しい
Смачно
スマーチノ
乾杯
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ブーヂモ