プリプリしたあさりの味噌汁に挑戦しました。調理のポイントは砂抜きと加熱しすぎないことです。
目次
あさりの味噌汁
よく洗う
砂抜きをする前にあさりを流水で洗います。

殻に腸炎ビブリオ菌などの雑菌がついているので、殻をこすり合わせてよく洗い流してください。
口が開いていたら手で閉じてみます。口が閉じなければ死んでいるので取り除きます。
砂を抜く
大きめのバットに濃度3%の塩水を浸します。3%は海水の濃度です。

バットに網をしいて底から浮かし、重ならないようにあさりを並べます。
水量はあさりの頭が少し水面から出るくらいが適量、あさりにも酸素が必要です。
バットに蓋をして3時間放置

あさりは暗い場所で砂をよく吐き出します。

吐いた砂をあさりが再び吸い込まないように網で底上げしています。
3時間ほど砂抜きをしたバットの様子です。

バットの底にあさりの排出物がたまっています。
一晩寝かせる
砂抜きしたあさりは放置していおくと、コハク酸という旨み成分が増えて美味しくなります。

あさりをよく洗い、濡れたキッチンペーパーに包んで一晩寝かせます。
水から茹でる
鍋に水と日本酒、あさりを入れます。口が開いたあさりは取り除いてください。

中火でじっくり煮立てます。あさりから旨みが出るのでダシは加えません。
アクをとる
半数のあさりが口を開いたら火を止めます。

余熱で温めながらアクを取ります。
味噌をこす
余熱でほとんどのあさりが口を開いてきます。

計量みそマドラーで味噌を計り、板前さんの みそこし名人を使って味噌をこしました。

計量みそマドラーとみそこし名人はオススメの調理器具です。

再度火を入れて沸騰直前に止めます。煮立てると味噌の風味が損なわれるので要注意

小口切りした万能ネギを散らして完成
あさりの旨みを味わうために味噌は少なめに味付けます。プリプリした美味しいあさりの味噌汁ができました。
砂抜きと加熱しすぎないことに注意して、プリプリしたあさりの味噌汁を味わってください。