みなさんはミネフジツボを食べたことがありますか?
料亭で出される高級食材です。塩ゆでにしたらカニとエビをあわせたような絶妙な味わいでした。
![紙袋に入ったミネフジツボの写真です。御徒町の吉池で売られていました。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/3486c616d9f1e3faf381a21655e6b991-1.webp)
ミネフジツボは御徒町の吉池という鮮魚店で見つけました。青森県産のミネフジツボです。
店員さんのオススメは塩ゆで、さっそく購入して調理してみました。
ミネフジツボを塩ゆでする動画です
目次
ミネフジツボ
峰富士壺と書きます。峰は「高い」 という意味
![ミネフジツボの写真です。高さは3~4cm位です。殻の基部は白色、先端は薄い緑色です。2個~4個の殻がくっついて一塊になっています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/426a39fa6b8b49ea8c64f42dab94025e.webp)
ミネフジツボの高さは3~4cm、岩場や船底で見かけるフジツボとは大きさがまったく異なります。
![ミネフジツボの殻の中を覗いた写真です。くちばし状の蓋板が動いています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/67eb757de2ae8929fdc28e80bd27c636.webp)
殻の中を覗くとくちばし状の蓋板が動いていました。
塩ゆでにする
鍋にミネフジツボが浸るまで水を入れ、塩と日本酒を加えます。
![ミネフジツボを茹でている写真です。鍋にミネフジツボが浸る量の水を入れ、塩と日本酒を加えて湧かしています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/57a1cafc18d6bdfe51df7c65598c61e9.webp)
火にかけて湧いてきたらミネフジツボを並べてください。
![ミネフジツボを茹でている写真です。5分ほど沸騰させたら、ミネフジツボの蓋板が開いてきました。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/9076062de58c37bd2d189276b9f21331.webp)
沸騰してから5分たつと蓋板が開いてきます。
![塩ゆでしたミネフジツボの写真です。富士山のような形をしています。噴火口の部分から開いた蓋板が見えます。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/39dbdbd47499b1879af7203dc2b24220.webp)
茹ですぎると身が縮んで固くなるので要注意
殻を割る
ミネフジツボの身を取り出して熱いうちに食べてください。
殻を割ってツメを指でつまみながら身を引き抜きます。
![ミネフジツボの卵巣の写真です。爪についていて、ウニのような黄金色をしています。チュッと吸う感じでしゃぶると、舌の先でトロッと溶ろけます。旨みは濃厚で、カニと上品なエビをあわせたような味わいです。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/c6c1c2ceaeb8f0f2a04b8eaeba966b1d-2.webp)
殻は大きく割ること
身をチュッと吸う
ツメに付いたウニのような黄色い塊がミネフジツボの卵巣です。チュッと吸いながらしゃぶると舌の先でトロッと溶けます。
濃厚なカニと上品なエビをあわせたような味わい
殻の中に残った汁もこぼさないで飲み込んでください。磯の香りと旨みが汁にも凝縮されています。 日本酒によくあう絶好の酒の肴ができました。