ホヤの酒蒸しを紹介します。
御徒町駅前の吉池をご存知でしょうか。
1階の鮮魚売り場で珍しい魚介が売られています。これまでにミネフジツボや亀の手を調理しました。
ミネフジツボを食べたことがあますか? 濃厚なカニと上品なエビをあわせた味わいです やめられない♪ 止まらない♪ 「亀の手」は食べ始めたら止まりません今回は赤ホヤの酒蒸し、日本酒にピッタリでクセになる美味しさです。
赤ホヤを酒蒸している動画です
ホヤは東北の三陸海岸で盛んに養殖されています。2011年東日本大震災で被害を受けました。現在は漁獲量が回復して供給も安定しています。
ホヤ
氷に漬けて売られていました。注文すると店員さんが手にとって美味しそうなホヤを選んでくれます。
手に持つとずっしりと重く、艶と張りのあるホヤです。
大きさは15~20cm、身を包む赤い皮は表面が突起でデコボコで「海のパイナップル」と呼ばれています。
先端に入水管と出水管というの大きな突起があります。プラスが入水管、マイナスが出水管です。
酒蒸しにします
入水菅を切り落とす
先端がプラスの入水管を切り落としました。
水が飛び出してきます。
この水はボールにとっておいて身を洗います。
皮を縦に切る
切り落とした部位からキッチンバサミで縦に切ると、鮮やかな橙色の身が現れました。
身はプリプリ、このまま刺身でも食べられます。
内蔵を切り取る
ホヤの身は殻から外さず、黒い内蔵だけ包丁で切り取ってください。
水と酒で蒸す
水を入れた鍋に殻を下にたホヤを並べます。殻に日本酒を加えてホヤを蒸しました。
湯気が立ったら中火でさらに2~3分、身が丸まり始めたら完成です。
身はジューシーでプリプリ
ホヤの身は殻から簡単に剥がれます。醤油やポン酢、好みのタレで召し上がってください。
酒蒸したホヤの身はジューシーで、食感はプリプリした歯ごたえ
苦味の中にかすかな甘みが混ざった独特の味わいは日本酒によくあいました。
見つけたらぜひ試してください。自分の手で調理したホヤはクセになる美味しさでした。