「ながらみ」という貝を見かけたので、塩ゆでにしてみました。
サザエに似た味で、アワビのよう食感。
酒の肴に絶好でした。
簡単に調理できる「ながらみ」の塩ゆでを紹介します。
ながらみ
直径は2~3cm。
形はヤドカリのよう。
色は鮮やかで、表面はツルツルと滑らか。
正式な名前は「ダンベイキサゴ」。
漢字では「團平喜佐古」と書きます。
團平とは川や運河などで雑荷・肥料・石などを運ぶ平底の荷船のこと。
旬は春から夏。
日本各地の砂浜に生息しています。
購入したながらみは千葉県産でした。
とても元気で、殻から身を出して動いていました。
調理方法
ながらみの調理方法を紹介した動画です。
砂抜き
美味しく食べるためには砂抜きが重要です。
ながらみは砂を多く含んでいるので、一晩かけて砂抜きをしました。
ザルや網を使って容器の底から、ながらみを離します。
ながらみが容器に接していると、吐き出した砂を再び吸い込んでしまうので注意してください。
塩ゆで
塩水にながらみを入れて、ゆっくり茹でます。
沸騰したら1分程で火を止める。
火を通しすぎると身が硬くなってしまいます。
食べるときは貝の口に付いている茶色の薄い膜を取り除き、ようじを使って身を取り出します。
砂が残っていたら、身をゆで汁で洗いながら食べてください。
味はサザエのようで、ほのかな甘みと磯の風味を感じました。
食感は柔らかいアワビのよう。
肝に苦味はありません。
とても美味しくて、食べ始めたら止まらなくなりました。
酒の肴に絶好。
皆さんも見つけたら、ぜひ試してください。
吉池
ながらみは御徒町にある吉池の鮮魚売り場で見つけました。
吉池は御徒町駅前にある総合スーパー。
鮮魚売り場は吉池ビルの1階。
まるごと一匹の魚や、珍しい貝や魚卵が揃っています。
生のからすみ ぼう子。酒の肴に。 pic.twitter.com/VkGCQbnUSS
— 吉池 (@yoshiike_group) 2018年12月9日
肴になる食材が揃っているので、お酒が好きな方にもオススメします。
絶対に満足できるお店です。
吉池で見つけた珍しい食材の記事です。




