「トロトロのねばりが、ダイコンにまでうつるのである」壇一雄の「オクラのおろし和え」

オクラと大根おろしに、じゃことポン酢を加えて混ぜ合わせた写真です。

57歳でフリーターになった Un lapinです。帰宅時間が早くなったので、夕食に一品を作っています。

今回紹介する料理は、壇一雄『檀流クッキング』(中央公論新社、2013年)で見つけた「オクラのおろし和え」です。

オクラを食べる時には、そのネバリが一番有難い。トロロと同じような、口中のヌルヌルを、青い野菜として、口にできるのが嬉しいわけである。

壇一雄『檀流クッキング』(中央公論新社、2013年)P120

簡単に作れる、美味しい一品です。

材料

準備するのはオクラと大根だけ。

オクラの写真です。白い皿に10本のオクラが並べられています。

大根とおろし金の写真です。1/3に切った大根を使います。

茹でる

オクラの頭のガクを三角になるように切ります。

下ごしらえをしたオクラの写真です。頭のガクを三角にきり、先端も切ってあります。

先端の部分も2mm程度切りとります。

水600mLに小さじ1杯の塩を入れて沸騰させます。

沸騰したお湯でオクラを茹でている写真です。

煮立ったら、オクラを1分30秒間ゆでます。

茹でたオクラを冷水で冷まします。

茹でたオクラを冷水で冷ましている写真です。

オクラは鮮やかな緑色になります。

オクラを小口切りにした写真です。

冷ましたオクラを小口切りにします。

混ぜて、冷やす

オクラと大根おろしの写真です。

大根おろしを、すりおろします。

オクラと大根おろしを混ぜ合わせた写真です。

オクラと大根おろしを混ぜあせます。大根おろしがネバネバしてきます。ラップをかけて冷蔵庫で冷やします。

ただし、そのダイコンおろしにまぶしつけたオクラは、必ず、しばらく、冷蔵庫で冷やすへのが、よろしい。

壇一雄『檀流クッキング』(中央公論新社、2013年)P120

じゃこ、芝エビを加える

食べる直前。冷蔵庫から出し、じゃこを加えます。

オクラと大根おろしに、じゃこを加えた写真です。ポン酢も準備されています。

冷蔵庫から取り出して、もう一度まぜ直し、レモン酢、ユズの酢、ダイダイ酢など、とお醤油をかけていただくのが、最高によろしい。トロトロのねばりが、ダイコンにまでうつるのである。

壇一雄『檀流クッキング』(中央公論新社、2013年)P121

オクラと大根おろしに、じゃことポン酢を加えて混ぜ合わせた写真です。

ポン酢を加え、かき混ぜて完成です。

何回か作りましたが、家族全員が好物で、いつでも一気に食べ終わってしまいます。

今回はジャコを加えましたが、檀一雄は芝エビの塩煮をすすめています。

シラスボシや、チリメンジヤコ等を加えるのもおいしいけれども、やっぱり芝エピの塩煮のムキ身が、色も姿も美しい。

壇一雄『檀流クッキング』(中央公論新社、2013年)P121

芝エビで作ると、味だけでなく、色合いも良さそうです。次回は芝エビで挑戦してみます。

檀一雄(1912-1976)

壇一雄は女優の壇ふみさんの父親として知られています。私が学生だった1970-1980年代には、『火宅の人』などで人気のあるベストセラー作家でした。

壇一雄が料理を始めたのは9歳の時です。実母の出奔がきかっけで、3人の妹を食べさせるために料理を始めました。

『檀流クッキング』では、日本だけでなく世界中の材料を生かした料理が紹介されています。レシピ本として使えますが、読んでも楽しい本です。

ぜひ料理の参考にしてください。『檀流クッキング』と「オクラのおろし和え」、おすすめです。

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