何だかわかりますか?
「亀の手」です。
名前のとおり亀の手にそっくりな姿。
見た目はグロテスクですが、塩ゆでにすると美味。
御徒町の吉池という鮮魚店でみつけました。
亀の手を調理している動画です。
亀の手
フジツボと同じ甲殻類。
カニやエビの仲間で、海辺の岩場に生息しています。
スペインではペルセベス(Percebes)と呼ばれる高級食材。
店員さんのオススメで、塩ゆでにしました。
塩ゆで
徳島県産の亀の手。
流水でよく洗い、表面の汚れを取り除きます。
硬い殻で指を切らないように注意。
塊になっているので、手でバラします。
鍋に水と塩、日本酒を入れて沸騰。
水の量は亀の手が浸るくらい。
亀の手を入れ、アクを取りながら5~6分ゆでます。
茹で上がったら、亀の手をザルにあげて粗熱をとってください。
爪の色が緑色に変わります。
食べ方
柄の部分を捻りながら引きちぎる。
出てきたピンク色の身を食べます。
歯で噛むと、身だけが簡単に外れました。
豊富な汁と磯の香りが口の中に広がります。
エビと貝を合わせたような甘さ。
プヨプヨした食感で、生臭さは全くありません。
磯の旨味が引き立つので、塩気は抑えてください。
日本酒にピッタリ。
食べだしたら止まらなくなりました。
あっという間に殻が山になりました。
味噌汁
亀の手のゆで汁で味噌汁を作りました。
塩味がきいているので、味噌は少なめ。
具は豆腐と油揚げ。
磯の風味を充分に味わえました。
吉池
吉池は御徒町駅の目の前にある総合スーパーです。
1階にある鮮魚店は魚市場のような活気。
他の魚屋さんで見かけない珍しい魚介が揃っています。
上野や秋葉原から一駅。
近くに寄ったら、ぜひ訪ねてください。
魚市場の気分を楽しめます。
吉池で見つけた珍しい食材の記事を書いています。





吉池の ツイッターを担当しております。11/5(火)亀の手と ミネフジツボ入荷しました。インターネットで検索しましたところ 57歳のフリーターさんのところにたどり着きました。なんと!吉池でお買い求めになった亀の手とミネフジツボの動画を制作され 最後に吉池のビルの写真も載せていただき 感激!!
ご連絡をありがとうございました。
上野の国立博物館→アメ横→御徒町の吉池、が私の気に入っている散歩コースです。
大好きな吉池の担当者様からのコメント、感動しています。