何だかわかりますか?
「亀の手」です。
名前のとおり亀の手にそっくりな姿、見た目はグロテスクですが塩ゆでにすると美味
![亀の手の写真です。名前の通り亀の手にそっくりな姿をしています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/20181027-2112.webp)
御徒町の吉池という鮮魚店でみつけました。
亀の手を塩茹でしている動画です
亀の手
フジツボと同じ甲殻類、カニやエビの仲間で海辺の岩場に生息しています。
スペインではペルセベス(Percebes)と呼ばれる高級食材
店員さんのオススメで塩ゆでにしました。
塩ゆでにする
徳島県産の亀の手です。
流水で洗う
流水でよく洗い表面の汚れを取り除きます。
硬い殻で指を切らないよう注意してください。
![流水で洗った亀の手の写真です。数個の亀の手が一塊になっているので、はさみでばらしてあります。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/87656a3addc60c2fe32ffee6ffade902.webp)
亀の手は塊になっているので手でバラしました。
水と日本酒で煮る
鍋に水と塩、日本酒を入れて沸騰させます。
![鍋で亀の手を茹でている写真です。水に塩と日本酒を加えてあります。アクを取りながら7~8分ゆでます。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/3518b12e2ea551a083950305e85135d5.webp)
水の量は亀の手が浸るくらい
亀の手を入れてアクを取りながら5~6分ゆでます。
茹で上がったら亀の手をザルにあげて粗熱をとってください。
![茹であがった亀の手の写真です。ザルにあげて粗熱をとっています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/214db37d56fda80c5308f1ec0b698ac2.webp)
爪の色が緑色に変わります。
食べ方
柄を引きちぎる
柄の部分を捻りながら引きちぎります。
![茹であがった亀の手の写真です。爪が緑色になっています。根もとの柄はうろこ状で茶色をしています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/e45046961b4d333c3e25f1a2fac4628d.webp)
ピンク色の身を食べる
出てきたピンク色の身を食べます。
![亀の手の柄を引き剥がした写真です。爪にピンク色の身がついています。この身を食べます。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/ebeb8bfafa39d99d03053391203f4856-1.webp)
歯で噛むと身だけが簡単に外れました。
豊富な汁と磯の香りが口の中に広がります。エビと貝を合わせたような甘さ
プヨプヨした食感で生臭さは全くありません。
磯の旨味が引き立つので塩気は抑えめにしてください。
![身を食べた後の亀の手の爪と柄の写真です。美味しいので、あっという間に食べ終わりました。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/4e285aaf685b9c78ec676b0ff50088b8.webp)
日本酒にピッタリで食べ始めたら止まりません。あっという間に殻が山になりました。
茹で汁で味噌汁を作る
亀の手のゆで汁で味噌汁を作りました。
塩味がきいているので味噌は少なめにします。
![亀の手のゆで汁で作った味噌汁の写真です。具材は豆腐と油揚げです。磯の風味を味わえる、美味しい味噌汁です。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/20181027-2127.webp)
具は豆腐と油揚げ、磯の風味を充分に味わいました。
吉池
亀の手を購入したのは御徒町駅前の吉池、ビルの1階にある鮮魚店は魚市場のような活気でした。
他の魚屋さんで見かけない珍しい魚介が揃っているので魚市場の気分を楽しめます。近くに寄ったらぜひ訪ねてください。
吉池の ツイッターを担当しております。11/5(火)亀の手と ミネフジツボ入荷しました。インターネットで検索しましたところ 57歳のフリーターさんのところにたどり着きました。なんと!吉池でお買い求めになった亀の手とミネフジツボの動画を制作され 最後に吉池のビルの写真も載せていただき 感激!!
ご連絡をありがとうございました。
上野の国立博物館→アメ横→御徒町の吉池、が私の気に入っている散歩コースです。
大好きな吉池の担当者様からのコメント、感動しています。