トコブシの含め煮を作りました。
皆さんはトコブシをご存じですか。アワビの子どものような姿で味もアワビにそっくり
独特の甘みがご飯とお酒によくあいました。
値段は手頃で簡単にアワビの味を楽しめるトコブシを紹介します。
トコブシ
ミミガイ科に属したアワビの仲間、種子島では「ナガラメ」と呼ばれて親しまれています。
旬は5~8月、この時期は産卵を控えて栄養をタップリと含んでいます。
姿はアワビとそっくりです。違いは大きさと殻の穴の数、穴の数が多いのがトコブシです。
含め煮を作ります
トコブシをたわしでよく洗って鍋に入れます。
鍋に水と日本酒を加えて弱火にかける。
沸騰直前にトコブシを取り出します。火を通しすぎないことがポイント
別の鍋に水と日本酒、醤油、砂糖を入れて煮たてます。
沸騰したらトコブシを加えて3分でを止める。
ポイントは火を通しすぎないこと、身が固くならないよう注意してください。
汁の中につけて冷ましながら味を染み込みませます。
貝殻の内側は真珠層で覆われ輝いています。
味はアワビにそっくり、身は軟らかてコリコリした歯ごたえはありません。
独特の甘みがご飯とお酒に良くあいまる。手頃な値段でアワビの味を楽しめました。
吉池
トコブシは御徒町の吉池で見つけました。
まるで魚市場のような鮮魚店、はじめて店に入った時は驚きました。
丸ごと一匹の魚がゴロゴロ並んでいます。
他の魚屋さんでは見かけない珍しい魚介が揃っています。