皆さんは、どんなカレンダーを使っていますか。
『笑点暦』は1976年(昭和51年)から発行されている笑点のオリジナルカレンダーです。
平成31年版の『笑点暦』が自宅に届きました。
落語や江戸の風習が、笑点メンバーの似顔絵やイラストで紹介された楽しいカレンダーです。
皆さんも『笑点暦』で、楽しい新年をむかえませんか。
令和2年の「笑点暦」もオススメです。

ぜひご覧になってください。
平成31年『笑点暦』
44作目の『笑点暦』です。
売上の一部は「日本テレビ小鳩事業団」や「赤い羽根の中央共同募金会」の寄付と募金にあてられます。
平成31年『笑点暦』には、祝日や休日につける赤丸シールが入っていました。
2019年(平成31年)は5月1日と10月22日を1年限りの祝日とする案が検討中です。
祝日が決まったら、このシールをカレンダーに貼付します。
表紙から順番に平成31年『笑点暦』を紹介します。
表紙:落語の演目
歌丸さんと山田さんを含めた9名のメンバーがイラストで登場。

平成31年『笑点暦』表紙より引用
みなさんが落語の登場人物に扮しています。
演目
歌丸『茶の湯』
木久扇『蝦蟇の油』
好楽『三枚起請』
円楽『酢豆腐』
小遊三『強情灸』
たい平『野ざらし』
昇太『品川心中』
1月‐2月:笑点楽
「えてんらく」と読みます。
テーマは雅楽。

平成31年『笑点暦』1月・2月より引用
笑点メンバーが雲にのって楽器を演奏しています。
楽器の担当
歌丸(笙)
木久扇、好楽(琵琶)
円匠(龍笛)
小遊三(尺八)
昇太(篳篥)
たい平(箏)
三平(鞨鼓)
3月‐4月:新版 東西落語家現勢系図
落語協会と落語芸術協会、圓楽一門、立川流、上方落語協会に属する落語家の名前が系列ごとに書かれています。

平成31年『笑点暦』3月・4月より引用
細かい寄席文字がびっしり。
寄席文字書家の橘左近さんの力作。
5月‐6月:川柳・殿様七変化
落語に登場する殿様が描かれています。

平成31年『笑点暦』5月・6月より引用
演目
『盃の殿様』
『目黒のさんま』
『ねぎまの殿様』
『髙尾』
『初音の鼓』
『将棋の殿様』
『紀州』
7月‐8月:星に願いを!
江戸時代の七夕が題材。

平成31年『笑点暦』7月・8月より引用
粋な女性が、笹の葉に短冊を飾り付けている様子が描かれています。
絵には七夕に関するさまざまな星の呼び名が添えられています。
夫婦星
織女
牛引星
二つ星
稲見星
犬飼星
9月‐10月:江戸の看板
江戸の看板がイラストで紹介されています。

平成31年『笑点暦』9月・10月より引用
粋でユーモアのある看板。
江戸文化のレベルの高さを感じます。
11月‐12月:一字万事 私のこころ意気
大喜利のメンバーの抱負が、漢字一文字で紹介されています。

平成31年『笑点暦』11月・12月より引用
文字は自筆。
漢字のあとに理由が一言そえられています。
抱負
木久扇「麺」ラーメン党の総裁。
好楽「空」隠し事しない。空が全て見ている。
小遊三「裸」初心からという気持ちで‥‥。
円楽「楽」人生この文字。人生ラッキー(楽)でここまできた。
昇太「城」来年もたくさん好きな城を一人で見に行きたい。
たい平「祭」祭りあっての秩父!祭りがなければ秩父じゃない!!
三平「炎」来年は、炎のように盛り上がります(炎上)。
山田「笑」笑いは健康長寿の元。いつも笑顔で過ごしたい。
以上、平成31年の『笑点暦』を紹介しました。
2018年は歌丸師匠が亡くなり、笑点ファンには寂しい年になりました。
歌丸師匠から司会を引き継いだ昇太さんが、「番組は番組で、明るく楽しくやるのが歌丸師匠にとって一番お礼になると思っています」と語っています。
皆さんも『笑点暦』で楽しい年を迎えてください。
後楽園ホールで開かれた笑点の公開録画に参加したときのレポートです。テレビでは分からない、笑点メンバーの個性を見られて面白かったです。

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