京都にでかけてきました。三条大橋のたもとにある2軒の京都の老舗を紹介します。本家船はしやは豆菓子とおかきのお店、内藤商店は棕櫚のホウキやタワシを扱っています。
天気が良かったので鴨川を散歩しました。
河原で多くの人たちが日向ぼっこをしていました。
本家船はしや
三条大橋西のたもとの風情あるお店、本家船はしやです。創業明治38年(1905年)の老舗です。
通りに面して豆菓子の入った硝子ケースが並んでいました。
福だるま
福だるまを購入しました。
だるまの表情は様々、困った顔、真面目、にっこり、個性豊かな表情です。
カッリとした歯ごたえで、シナモンの様な風味がしました。
塩豆と南京豆、るんるんパスタを酒のつまみに購入、選んだお菓子はざるに入れてレジで会計します。
このお店の名物は五色豆、美しい箱に入った赤、黄、白、茶、緑の豆
口に入れると白は砂糖、黄は柚子、赤は梅、茶はニッキ、緑は茶が香る優雅な京菓子です。
内藤商店
船はしやの隣に面白い店がありました。は棕櫚のホウキやタワシを扱う内藤商店です。正式な店名は京都桔梗利 内藤商店、創業は文政元年(1818年)で200年を超える老舗です。
お店に看板はなく、店先に様々な形をしたたわしが並べられていました。
昔ながの竹ぼうきやマットもありました。
棕櫚のほうき
店の中には長い柄の箒が吊されていました。
穂先は濃い茶色で何とも艶やかで色っぽい帚、お店の人によると棕櫚のほうきで和歌山の職人さんが手作りしているそうです。
一目惚れしましたが値段は2万円、家内の誕生日プレゼントに思い切って購入しました。お店の女性が箒の使い方と手入れを教えてくれます。乱暴に扱うと先が広がってしまうそうです。
京都三条大橋のたもとにある老舗での買い物、どちらのお店も接客が丁寧で色々な話を聞けました。京都にでかけるきかいがあればぜひ寄ってください。