上野の国立博物館は展示だけでなく、自由な時間も楽しめます。

東京国立博物館、トーハクとゆりの木ちゃん

57歳でフリーターになった Un lapinです。退職の手続きや、転職後の話をブログで語っています。

フリーターになって自由な時間が増えたので、平日の昼間に上野からアメ横、御徒町を散策してみました。

今回は上野の国立博物館をレポートします。

東京国立博物館

上野駅を公園口で降りると、道を隔てて上野公園があります。

 上野公園、掲示板

ポスターの石柱に引かれて、国立博物館で開催されている「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」を見学することにしました。

東京文化会館、国立西洋美術館、噴水、国立科学博物館を通り過ぎると、正面に国立博物館が見えます。上野駅から歩いて5分ほどで到着します。

東京国立博物館、本館

国立博物館の本館です。威厳があります。昭和13年に昭和天皇の即位を記念して建てられました。

アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝

博物館に入って左手にある表慶館で開催されています。

表慶館は1900年(明治33年)に皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、1909年(明治42年)に開館しました。

入り口にはライオンが待ち構えています。

 

エントランスの天井は趣があります。

 

入館するとアラビアの人形石柱が迎えてくれました。

東京国立博物館、アラビアの道、人物石柱人形石柱  カルヤト・アルカァファ(ハーイル)出土 前3500~前2500年頃 サウジアラビア国立博物館蔵

ハーイルというアラビア半島の根本にある土地に残されていた石柱です。アラビア半島と周辺の先史文化に特徴的なシンプルな人物表現です。 

素朴で穏やかな表情に心が和みます。この石柱を見られただけでも、来館した甲斐がありました。 

 

東京国立博物館、アラビアの道、柱の台座または祭壇柱の台座または祭壇  タイマー出土 前5~前4世紀 サウジアラビア国立博物館蔵

神官が儀式を行う様子がを刻まれています。メソポタミアやエジプト図像表現が入り混じった浮彫です。

 

東京国立博物館、アラビアの道、ひとこぶらくだヒトコブラクダ  カルヤト・アルファーウ出土 前3世紀~3世紀頃 キング・サウード大学博物館所蔵

 

東京国立博物館、アラビアの道、 奉献台奉献台  カルヤト・アルファーウ出土 前4~前1世紀頃 キング・サウード大学博物館蔵

神殿などで香を捧げるために使われました。

 

東京国立博物館、アラビアの道、ライオンライオン  ナジュラーン出土2世紀頃 サウジアラビア国立博物館蔵  

 青銅製のライオン像です。ライオンをモチーフにした作品は他にも多くありました。

 

東京国立博物館、アラビアの道、葬送用マスク葬送用マスク  テル・アッザーイル出土 1世紀頃 サウジアラビア国立博物館蔵

6歳前後の少女が埋葬されていた石室に、金製のマスク、ネックレス、ブレスレットなどが副葬品として納められていました。ネックレスには金、真珠、トルコ石、ルビーが使われています。

 

東京国立博物館、アラビアの道、カァバ神殿の扉カァバ神殿の扉  オスマン朝時代・1635年~1636年 サウジアラビア国立博物館蔵

オスマン帝国のスルタン、ムラト4世が寄進した扉です。1930年頃まで実際に使われていました。

 

東京国立博物館、アラビアの道、預言者モスク、シリア扉のカーテン預言者モスク、シリア扉のカーテン  マディーナ出土 キング・アブドゥルアジーズ図書館蔵

金の糸で細工が施された絹のカーテンです。大きさに圧倒されました。

飛び込みでの見学でしたが、展示作品が400点以上で質、量ともに充実した展覧会でした。表慶館の内部も優美で、明治末期の洋風建築を楽しめました。

「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」を見学した後、平成館の考古展示室を覗いてみました。

平成館 考古展示室

入口には素敵な衣装を纏った女性の埴輪が立って迎えてくれます。重要文化財の埴輪 盛装女子です。 東京国立博物館、考古展示館、埴輪盛装女子埴輪 盛装女子  古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土 東京国立博物館蔵

実物の埴輪は表情が多彩で、腕のポーズや服飾などに細かな細工が施されています。

 

遮光器土偶  縄文時代・前1000~前400年 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 東京国立博物館蔵

宇宙人の様な土偶が展示されていました。左脚がありません。脚は破損したのではなく、治癒を願って病気の部位を破壊した可能性があるそうです。

この展示室では埴輪や土偶の他にも、銅鐸や縄文、弥生土器など、教科書でしか見たことのない出土品を間近に見ることができます。

ミュージアムショップ

本館1階にミュージアムショップがあります。

埴輪が可愛らしいキャラクターになっていました。

収蔵品をもとにデザインした絵はがき、文房具、Tシャツ、アクセサリーなどが販売されています。

国宝や名画のデザインで包装した羊羹やクッキー、ゴーフル等を購入できます。

はにわグッズも充実しています。靴下、香立て、ネックレス、ペンダント、指輪、バッグ、ミトン、耳かき、ばんそうこうが並んでいました。

 

2階にある本棚です。美術関係の本が充実しています。

約4500種類の美術、考古、歴史に関係する図書が販売されています。一般書店では目にすることのない展覧会のカタログが、国立博物館だけでなく他館のものも購入できます。

この棚を眺めているだけでも、時間があっという間に過ぎてしまいました。

自由なスペース

平成館から本館の途中に、日本庭園に面した休憩スペースをみつけました。

池の周りに茶室が点在する庭を眺めながらソファで休めます。全席が埋まっていて、全員が昼寝をしていたので写真を撮れませんでした。

この他にも、屋外や建物内の各所にベンチやソファが備えられていています。庭のベンチでお弁当、建物のソファで昼寝、資料室で勉強している人をみけました。

暖かくなったら、庭のベンチで昼寝も良さそうです。

国立博物館は都会の真ん中にあるのに、ゆったりとした時間の流れている快適な空間でした。

自由に過ごせるスペースがたくさんあるので、平日の昼間に訪れることができる方はのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

平日の昼間に上野の国立博物館を見学しました。

国立博物館は展示以外にも、自由に過ごせる快適な空間でした。

次回はこの後にお昼ご飯を食べた御徒町の話をします。御徒町はディープで凄いところでした。

御徒町の食べ歩き、吉池は新潟の食のテーマパークです。

「国立博物館」の記事です。

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