上野の東京国立博物館。展示だけでなく、様々な楽しみ方ができます!

東京国立博物館の公式キャラクターである「トーハクくん」と「ユリノキちゃん」を形どった看板の写真です。東京国立博物館の入り口に立てかけられています。向かって左側が高さ50cmのトーハクくん、右側が高さ1mのユリノキちゃんです。トーハクくんは館所蔵の「埴輪 踊る人々」を模した埴輪、ユリノキちゃんは本館前の「ユリノキ」の花をモチーフにした女の子です。

平日の昼間に上野の東京国立博物館を訪れました。

JR上野駅からは歩いて8分。

1872年(明治5年)に創設された日本最古の博物館です。

美術品や考古遺物の展示だけでなく、建物や庭園、ミュージアムショップなど様々な楽しみ方ができました。

東京国立博物館の魅力を紹介します。

東京国立博物館

JR上野駅を「公園口」で降りると、目の前は上野恩師公園。

ポスターに描かれている素朴な表情の石柱に目が引かれました。

上野恩師公園に掲げられた東京国立博物館のポスターの写真です。表慶館で「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が開催中であると告知されています。ポスターには「アラビアの人形石柱」と「葬送用マスク」の写真が写っています。

東京国立博物館では「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が開催中。

そこで展示されている「アラビアの人形石柱」です。

国立西洋美術館の先を右に曲がり、まっすぐ進むと荘厳な建物が見えてきます。

東京国立博物館の本館の写真です。鉄筋コンクリート造の洋風建築に瓦屋根をのせて東洋風を強く打ち出しています。建築面積は約6,600㎡、地上2階、地下2階の威厳のある大きな建物です。

昭和13年に昭和天皇の即位を記念して建てられた「東京国立博物館本館」です。

アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝

博物館に入って左手にある表慶館が会場。

東京国立博物館の表慶館の写真です。中央と左右に美しい緑青色のドーム屋根をいただくネオ・バロック様式の建物です。延床面積2049.4平方メートルの2階建。総煉瓦造りですが外壁に花崗岩が貼りつけられているので石造風に見えます。東京国立博物館のた5つの建物の中でただ一つの明治時代の建造物です。

皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して1909年(明治42年)に開館しました。

表慶館の入口に鎮座しているライオン像の写真です。ライオン像は2体あり、青銅製です。向かって左側のライオンは口を開き、もう一方は口を閉じた阿吽の像になっています。

入り口に鎮座するライオン。

エントランスの天井は趣のあるデザイン。

表慶館のエントランスのドーム天井の写真です。外壁のレリーフと同じく絵画や音楽などをモチーフにした文様が描かれています。

表慶館は東京国立博物館の中で唯一明治時代の建造物。

通常は内部非公開なので、見学できるのは貴重な機会です。

内部は優美で、明治末期の洋風建築を楽しめました。

アラビアの人形石柱  

入館すると上野公園のポスターに載っていた「人形石柱」が迎えてくれます。

ハーイルというアラビア半島の根本にある土地に残されていた石柱。

「アラビアの人物石柱」の写真です。素朴で単純な造形です。穏やかで人の良さそうな表情をした人物石柱です。

カルヤト・アルカァファ(ハーイル)出土 前3500~前2500年頃 サウジアラビア国立博物館蔵

アラビア半島と周辺の先史文化に特徴的なシンプルな人物表現。 

素朴で穏やか、人の良さそうな表情。

心が和みます。

この石柱を見られただけで、来館した甲斐がありました。 

柱の台座または祭壇  

神官が儀式を行う様子が刻まれた砂岩。

「柱の台座または祭壇」と名付けられた砂岩の彫刻での写真です。 メソポタミアやエジプトの図像が入り混じった浮彫で神官が儀式を行う様子が刻まれています。

タイマー出土 前5~前4世紀 サウジアラビア国立博物館蔵

メソポタミアやエジプト図像表現が入り混じった浮彫です。

ヒトコブラクダ  

砂漠では隊商交易に必要不可欠な家畜でした。

紀元前3世紀頃に作られたヒトコブラクの置物の写真です。

カルヤト・アルファーウ出土 前3世紀~3世紀頃 キング・サウード大学博物館所蔵

こぶの中には約35キロもの脂肪を蓄えることができます。

このおかげでラクダは水を飲まずに砂漠を160kmも移動できました。

奉献台  

神殿などで香を捧げるために使われた奉献台。

神殿などで香を捧げるために使われた奉献台 の写真です。

カルヤト・アルファーウ出土 前4~前1世紀頃 キング・サウード大学博物館蔵

ライオン像    

 青銅製のライオン像。

青銅製のライオン像の写真です。

ナジュラーン出土2世紀頃 サウジアラビア国立博物館蔵

ライオンをモチーフにした作品は他にも多くありました。

葬送用マスク  

6歳前後の少女が埋葬されていた石室に納められていた葬送用マスク。

6歳前後の少女が埋葬されていた石室に納められていた葬送用マスクの写真です。マスクの他にネックレス、ブレスレットも副葬品として納められていました。ネックレスには金、真珠、トルコ石、ルビーが使われています。

テル・アッザーイル出土 1世紀頃 サウジアラビア国立博物館蔵

金製のマスクやネックレス、ブレスレットも副葬品として納められていました。

ネックレスには金、真珠、トルコ石、ルビーが使われています。

カァバ神殿の扉  

オスマン帝国のスルタン「ムラト4世」がカァバ神殿に寄進した扉。

オスマン帝国のスルタン「ムラト4世」がカァバ神殿に寄進した扉の扉の写真です。上部にイスラム教の聖典コーランの一節と、スルタン「ムラト4世」による扉の寄進が記されています。

オスマン朝時代・1635年~1636年 サウジアラビア国立博物館蔵

上部に優美な書体で銘文が刻まれています。

イスラム教の聖典コーランの一節と、スルタン「ムラト4世」による扉の寄進が記されています。

1930年頃まで実際に使われていました。

預言者モスク、シリア扉のカーテン  

金の糸で細工が施された絹のカーテン。

「預言者モスク、シリア扉のカーテン」と名付けられたカーテンの写真です。金の糸で細工が施された絹のカーテンです。天井付近にまでおよぶ巨大なカーテンでした。

マディーナ出土 キング・アブドゥルアジーズ図書館蔵

天井までおよぶ巨大なカーテンです。

大きさに圧倒されました。

「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」は質、量ともに充実した展覧会でした。

この後は平成館の考古展示室を見学しました。

平成館 考古展示室

素敵な衣装を纏った女性の埴輪が迎えてくれます。

埴輪 盛装女子 

女子の全身立像は珍しい埴輪です。

埴輪 盛装女子の写真です。高さが126.5cmの全身立像です。大型で中空の島田髷を結い、額には髷を留める竪櫛と鉢巻き、この他に頸飾と耳環、耳玉、手玉を着け、左腰に刀子様の提げ物をさげています。これほど盛装した埴輪は稀で、高位の女性を写したものと考えられています。

古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土 東京国立博物館蔵

これほど盛装した埴輪は稀で、高位の女性を写したものと考えられています。

遮光器土偶  

宇宙人の様な土偶が展示されていました。

遮光器土偶の写真です。高さは34.2cmで、左脚が欠けています。眼鏡をかけているように見える大きな目が、北方民族のイヌイットが雪中の光除けに着用した「遮光器」に似ていることから「遮光器土偶」と呼ばれています。

縄文時代・前1000~前400年 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 東京国立博物館蔵

左脚がありません。

脚は破損したのではなく、治癒を願って病気の部位を破壊した可能性があるそうです。

眼鏡をかけているように見える大きな目が、北方民族のイヌイットが雪中の光除けに着用した「遮光器」に似ていることから「遮光器土偶」と呼ばれています。

この展示室には埴輪や土偶の他に銅鐸や縄文、弥生土器が展示されています。

教科書でしか見たことのない出土品を間近に見ることができました。

ミュージアムショップ

本館1階にミュージアムショップがあります。

東京国立博物館の公式キャラクター「トーハクくん」のマスコットです。

東京国立博物館の公式キャラクター「トーハクくん」のマスコットの写真です。 本館1階にあるミュージアムショップで売られていました。高さが15cmほどの人形です。トーハクくんは館所蔵の「埴輪 踊る人々」を模した埴輪です。

この他にも靴下やネックレス、バッグ、ミトン、耳かき、ばんそうこう等の「トーハクくん」グッズが並んでいました。

国宝や名画をもとにデザインされた絵はがきや文房具、Tシャツ、アクセサリー、お菓子なども購入できます。

2階にある本棚は美術関係の本が充実していました。

ミュージアムショップの2階にある本棚の写真です。壁一面、天井まで美術関係の本で埋まっています。白色の本棚には約4500種類の美術や考古、歴史に関係する図書が収容されています。

約4500種類の美術や考古、歴史に関係する図書が販売されています。

一般書店では目にすることのない展覧会のカタログも揃っていました。

この棚を眺めているだけで、時間はあっという間に過ぎていきます。

自由に過ごせるスペース

東京国立博物館は各所にベンチやソファが備えられていています。

平成館から本館へむかう途中のラウンジ

目の前は池の周りに茶室が点在する庭園。

本館と平成館の途中にあるソファが置かれたラウンジの写真です。庭園に面したガラス壁にそって茶色いソファが並んでいます。庭を眺めながら休んでいる人や昼寝をしている人がいます。

庭を眺めながらソファで休めます。

居心地が良いので、多くの人たちが昼寝をしていました。

法隆寺宝物館1階のエントラスホール

庭に面したガラス窓から宝物館前の庭や池を眺められます。

法隆寺宝物館1階のエントラスホールに備えられた椅子の写真です。イタリアのマリオ・ベリーニ(Mario Bellini,1935- )がデザインしたワイン色の革張りのアームチェアが並んでいます。

イタリアのマリオ・ベリーニ(Mario Bellini,1935- )がデザインしたアームチェア。

法隆寺宝物館2階

灯りをおとした落ち着いた雰囲気です。

法隆寺宝物館2階の資料室の東側に備えられたソファの写真です。庭に面したガラス窓から宝物館前の庭や池の景色を眺められます。ソファはル・コルビュジエ(Le Corbusier, 1887-1965)がデザインしたものです。

ソファはル・コルビュジエ(Le Corbusier, 1887-1965)のデザイン。

屋外に備えられたテーブルと椅子

庭のベンチでお弁当。

屋外に備えられた白いテーブルと椅子の写真です。正門を入って左側にあります。丸いテーブルは4〜5人で使えます。売店で購入したランチを食べるているカップルが写っています。

正門を入って左側にあります。

本館前に置かれたベンチの写真です。博物館のシンボルであるユリノキの前にベンチが並んでいます。

暖かくなったら博物館のシンボル「ユリノキ」の木陰で昼寝もオススメです。

東京国立博物館
都会の真ん中なのにゆったりとした時間が流れています

自由に過ごせる快適な空間でした

展示だけでなく、様々な楽しみ方ができます

この後はお昼ご飯を御徒町で食べました。

御徒町には、すごいお店がありました。

御徒町、吉池 御徒町の吉池は「新潟の食のテーマパーク」です。

東京国立博物館の記事を書いています。

ランチで食べたサンドイッチの写真です。 上野の森で屋外ランチ!木陰がさわやかな東京国立博物館のレストラン。 東京国立博物館の本館に掛かった垂れ幕の写真です。「博物館でお花見を」と書かれています。 博物館でお花見を!東京国立博物館は花見の穴場です。 法隆寺宝物館2階の資料室の東側に備えられたソファの写真です。庭に面したガラス窓から宝物館前の庭や池の景色を眺められます。ソファはル・コルビュジエ(Le Corbusier, 1887-1965)がデザインしたものです。 上野の東京国立博物館で、のんびり過ごせる場所を紹介します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください