桜が開花したので花見に出かけました。場所は上野の東京国立博物館です。
東京国立博物館
上野恩賜公園内にある日本最古の博物館です。1872年(明治5年)創設されました。
屋外でランチ
お昼時だったので屋外のベンチでランチにしました。
場所は本館の前庭
お弁当は上野駅で購入しました。太陽の下でいただくビールとお弁当はとても美味しかったです。
花見の穴場です
この日は本館北側の庭園が開放されていました。普段は非公開の「花見の穴場」です。
春の桜と秋の紅葉シーズンにだけ開放されます。
庭園を散策
本館を正面に見ながら右へ進むと小道があります。本館を左手に見ながらこの道を進みます。
庭園へ向かう途中に梅の花が咲いていました。
桜の花は五分咲き、庭には由緒ある茶室が点在しています。
春草廬
原三渓(1863~1939)や松永安左エ門(1875~1971)が所有していた江戸時代に建てられた茶室です。
平日午後なので空いていて、ゆったり散策できました。
とても静かで都会の喧騒を忘れさせてくれます。
六窓庵
奈良国立博物館に移された八窓庵、東大寺塔頭四聖房の隠岐録とともに「大和の三茶室」と呼ばれています。
慶安年間(1648~1652)に奈良の興福寺慈眼院に建てられました。
国立博物館本館の前には芝生の広場が広っています。
八窓庵からの眺めると池の向こうに桜と本館が見えます。
九條館前の灯籠
第四代清水六兵衛(1848~1920)の作品
手前には山桜が咲いていました。
池のほとりの枝垂れ桜です。
七分ほど花が開いていました。
転合庵
本館側から眺めた池と転合庵
小堀遠州(1579~1647)が京都伏見の六地蔵に建てた茶室です。
五重塔
高さ5.7mの銅製の塔
第5代将軍徳川綱吉(1646~1709)が法隆寺に奉納した旨の銘文が線刻されていました。
本館 日本ギャラリー
本館は鉄骨鉄筋コンクリート造2階建ての重厚な建物
1938年(昭和13年)11月に開館しました。
ミュージアムショップ
最初は本館にあるミュージアムショップを見学
埴輪と土偶のポストカードを購入しました。
本館から平成館に向かう廊下に平成館考古展示室のポスターが掲げられていました。
平成館 考古展示室
縄文時代土器や弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪などが展示されています。
埴輪 盛装女子
入り口で重要文化財『埴輪 盛装女子』が出迎えてくれます。
6世紀古墳時代の作品で群馬県伊勢崎市で出土、高さは126.5 cm、全身を装身具で着飾った女子埴輪です。
土偶のレプリカ
手にとって本物の土偶の大きさと重さを体感できます。
見た目よりも重く感じました。
上野公園の様子
博物館の前の道を渡ると上野公園です。
上野公園は花見をする人たちで賑わっていました。
桜は五分から六分咲き
大勢の外国人観光客が楽しそうでした。
東京国立博物館の庭園は混雑しないので、ゆったりと桜を楽しめる「花見の穴場」です。上野に行ったらぜひ訪ねてみてください