上野の東京国立博物館にある ホテルオークラ「ガーデンテラス」を紹介します。
法隆寺宝物館に併設されたレストラン、木々に囲まれた屋外のテーブルで美味しいランチをいただきました。
東京国立博物館
トーハクとユリノキちゃんがお迎え
ゲートをくぐると東京国立博物館のキャラクター、トーハクとユリノキちゃんが待っています。
トーハク(本名:東博)は埼玉県熊谷市野原古墳出身
ユリノキちゃん(本名:ノキ ユリ)は東京都台東区上野公園、写真の左奥に見える本館前のユリノキから生まれました。
表慶館
博物館に入って左手に進みむと右手に美しいドーム屋根の建物があります。
1909年(明治42年)に開館した表慶館です。
通常は閉まっていて見学できません。表慶館の左手を奥へ進むと法隆寺宝物館があります。
法隆寺宝物館
東京国立博物館所管の法隆寺献納宝物が展示されています。
1964年(昭和39年)に開館し、1999年(平成11年)に新宝物館が新設されました。
草花に囲まれた近代的なクールな建物
手前には人工池が配置されています。1階に屋外で食事ができるレストランがありました。
ホテルオークラ「ガーデンテラス」
博物館の奥まった場所にある落ち着いた雰囲気のレストラン
訪れる人は少なくとても静かです。
屋内32席、他にテラス48席、暑い日だったのでビールを注文
キリン一番搾り樽詰め生ビール
海老マカロニグラタン
エビマカロニグラタンを注文、綺麗な食器に盛られたミニサラダが登場
酸味がほどよくきいたドレッシングが食欲をそそります。
本格的な熱々グラタン
こんがり焦げたチーズの香ばしいかおり
海老はプリプリでホワイトソースはコクがあり、一気に完食でした。
本日のサンドイッチ
サンドイッチは日替わりで各日1種類のみ
この日はアメリカンクラブハウスサンド、トーストしたパンにスモークチキンとベーコン、玉子がはさまっています。
サックとした食感、辛子のきいたマヨーネズがほどよい風味、美味しかったです。
周囲の緑を眺めながら、のんびりと屋外でランチ、特別展やイベントにあわせた期間限定のパフェや和菓子のセットもありました。
メニューにあったホテルオークラ自慢のフレンチトーストがとても美味しそうでした。
接客はとても丁寧で作品鑑賞の一休みにおススメです。食事の後は東京国立博物館の庭を散策しました。
黒門(重要文化財)
鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門、江戸末期に創建
旧丸の内大名小路(現在の丸の内3丁目)から明治時代に東宮御所正門として移築されました。高松宮邸を経て1954年(昭和29年)に当地へ
鬼瓦
千代田区霞が関にあった筑前福岡藩黒田家の江戸屋敷の鬼瓦
大きかったです。
朝鮮の石像
構内正面の芝生に王や両班の墓を守る羊と文官の石像が並んでいます。
古い様式の石像です。
庭園
東京国立博物館の本館北側に庭園がありました。春と秋のみ公開されます。
本館は寛永寺本坊の跡地、庭園は寛永寺の庭にあたり、博物館の創設時には動植物をあつかう天産部がありました。
このため庭園には多岐にわたる草木がそろっています。
桜を初めとした四季折々の草花を楽しめます。池を中心に5棟の茶室が配されていました。
春草廬(しゅんそうろ)
江戸時代(17世紀後半)に摂津淀川改修工事のために休憩所として建てられた茶室
その後横浜の三渓園、所沢市の柳瀬荘をヘて、1959年(昭和34年)に現在の場所に移築されました。
転合庵(てんごうあん)
小堀遠州(1579-1647)が寛永の頃(17世紀前半)に京都伏見の六地蔵に建てた茶室です。
三共株式会社(現・第一三共株式会社)の創業者塩原又策(1877-1955)が所蔵していました。
1963年(昭和38年)にゆかりの茶入「於大名」とともに妻の塩原千代から東京国立博物館へ寄贈されました。
法隆寺宝物館1階にあるホテルオークラ「ガーデンテラス」を紹介しました
木々に囲まれたテラスで美味しいランチをいただきました
屋内の展示だけでなく、のんびり散策できる野外もオススメです