魚屋さんで「あつ森」に登場する海の幸を探してみました。みつかったのは22種類、どれもうまい肴でした。
吉池
むかったのは御徒町駅前の吉池、北口を出て西側の道を隔てたビル1階
店内は魚市場のような活気で丸ごとの魚や珍しい貝がならんでいます。
貝コーナー
お店に入ってすぐ右側は「貝コーナー」、生きたままの珍しい貝が並んでいました。
ホヤ
最初はホヤ、あつ森では4月〜8月に登場します。
オトナの味だ
ホヤの表面は赤い皮で包まれ突起でデコボコです。「海のパイナップル」と呼ばれています。
オススメは酒蒸し、身はジューシーでプリプリとした食感
磯のうまみが凝縮された独特の味わいは酒の肴にピッタリです。
クセになる美味しさ、ホヤの酒蒸しは日本酒にピッタリです!ホタテ
次に登場したのはホタテ、あつ森には一年中出現します。
貝柱がデカイ!
ホタテを捕まえると、ラッコのラコスケがあらわれます。ホタテをあげたら渋い格言がかえってきました。
「好き」と「楽」は海と空のように似ているが、まったく別のものである
ラコスケ
バイガイ
一年中出現します。
おなじみの巻き貝だ
身がコリコリして美味しい貝、うまみをタップリ染み込ませた煮付けがオススメ。
毒をもっているので、内臓や唾液腺はしっかり取り除いてください。
フジツボ
一年中あらわれます。
実はエビの仲間だ
ミネフジツボは料亭で出てくる高級食材、塩ゆでがオススメです。
カニとエビを混ぜて濃厚にしたような旨み、身だけでなく汁も絶品で日本酒の肴に最高です。
ミネフジツボを食べたことがあますか? 濃厚なカニと上品なエビをあわせた味わいですアワビ
ゲームでは6月〜1月に登場
あこがれの高級食材だ!
食べたことがないのでコメントできません。
ウニ
あつ森に登場するのは5月〜9月
うまいものにはトゲがある
お店のウニは元気に動いていました。
鮮度抜群の青森県産ムラサキウニ、生きているウニの殻を割って食べました。
口にふくむと上品な甘みと磯の香りがひろがります。
この日は牡蠣とナマコ、サザエもお店に並んでいました。あつ森にあらわれる時期は牡蠣が9月〜2月、ナマコが11月〜4月、サザエが3月〜5月と9月〜12月です。
海老コーナー
シャコ
一年中あらわれます。
パンチの破壊力は半端じゃない
シャコではありませんが穴ジャコを紹介します。オススメの調理法は素揚げです。殻が柔らかいので丸ごと食べられます。
穴ジャコは素揚げがオススメ!甘くて濃厚なミソを味わえます身はシャコとカニを足して割った感じ、殻が香ばしくミソは甘く濃厚なのでビールのおともにおススメします。
チンアナゴ
あつ森には穴子ではなくチンアナゴが登場、季節は5月~10月
穴の中からコンニチハ!
日本では高知県から琉球列島に分布しています。流れの強い珊瑚礁外縁部の砂底に生息、全長35cmほどの大きさです。
体の下部を砂に入れて頭部を外に出して潮の流れに揺れています。
吉池にはさばいた穴子が売られていました。
クルマエビ
6月〜9月に登場
高級なエビだ!
オススメは塩ゆで、お湯にいれて赤く変色すると旨味と歯ごたえが増します。ミソも絶品です。
海老はこの他にロブスターと伊勢海老、甘海老が売られていました。あつ森にはロブスターは4月〜6月と12月〜1月、イセエビは10月〜12月、アマエビは9月〜12月に登場します。
かにコーナー
さらに進むと生きた蟹がハサミを縛られて並んでいました。
ガザミ(ワタリガニ)
6月〜11月に登場
ワタリガニとも言うのね
この絵をよく見てください。甲羅や脚の青みがかった色合いと白い水玉模様が実物と一緒です。あつ森のリアルな描写に驚嘆しました。
一般的な呼び名は「ワタリガニ」、身は上品で淡白、ほのかな甘みがあります。甲羅の中に内子を満たした冬の雌カニは「カニ味噌」が絶品です。
この日はズワイガニとタラバガニも並んでいました。あつ森ではズワイガニが11月〜4月、タラバガニは11月〜3月に登場します。
陳列棚
かにコーナーの先に陳列棚があります。
ワカメ
10月〜7月に登場
ミネラルたっぷり!
春になると短い期間ですが吉池には生ワカメが並びます。
オススメはしゃぶしゃぶ、お湯に入れた瞬間に生ワカメは鮮やかな緑色に変わります。磯の香りとシャキシャキした食感、ワカメ本来の味を楽しめます。
隣はアサリやしじみなどの小さな貝コーナーでした。
ムールガイ
6月〜12月に登場
う~ん、パエリア!
パエリアやアクアパッツァもよいですが「白ワイン蒸し」をオススメします。
砂出の必要がない簡単調理、プリプリの身と深い旨味を味わえます。
ウミブドウ
登場するのは6月〜9月
プチプチ やみつきの食感!
キャビアのようなプチプチした海藻です。
ほどよい塩味がありヤミツキになります。プチプチ感がなくなってしまうので、冷蔵庫では保管しないでください。
「海ぶどう」は冷蔵庫で保管しないでください!「あつ森」のフータに教わりました海ぶどうを美味しく食べる秘訣です。
右手にお刺身コーナーがあり、通路反対側の陳列台にはタコがゴロゴロ置かれていました。
タコ
あつ森には一年中登場
プチプチ やみつきの食感!
タコの卵をご存知ですか。吉池で売られていました。
北海道「噴火湾」産のヤナギダコの卵です 。北海道では「たこまんま」と呼ばれています。
薄い膜に包まれていて、皿にのせるとプルプルとお供え餅のようです。
根元を切ると卵はバラバラになって花が咲いたように見えます。
ポン酢で頂きました。
濃厚でクリーミー、白子のような深い味わい。魚卵好きにはたまらない珍味です。
「タコの卵」を初めて食べました。白子に似たクリーミーな味わい!季節外れの食材
22種類の海の幸が見つかりました。「ホタルイカ」と「タカアシガニ」は季節はずれでした。
ホタルイカ(3月〜6月)
旬は春、富山湾の名物です。蛍のように発光するので「ホタルイカ」と命名されました。
タカアシガニ(3月〜4月)
大きいものは3m以上にもなる世界最大のカニ、日本近海の深海に生息しています。