しったかという貝をご存知ですか。殻の尻(殻頂)が高いので尻高と呼びます。
太平洋沿岸に生息していて千葉県や静岡県、大分県などが主な産地です。
しったか(尻高)
殻の高さは5cm前後、横から見るとほぼ正三角形
![皿にもったしったかの写真です。殻の高さは5cm前後、横から見るとほぼ正三角形をしています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/1.7.1_1.7.1-2-min-min-768x432-1.webp)
この貝は御徒町の吉池で購入しました。
さっそく塩ゆでにして食べました。
酒の肴に絶好の珍味、茹でても身は硬くなりません。ほのかに甘く磯の旨味を味わえました。
塩ゆで
砂を抜く
海水と同じ濃度(約3%)の塩水に浸します。
![砂抜きをしているしったかの写真です。海水と同じ濃度の塩水(約3%)に浸しています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/1.1.1_1.1.1-2-6-940x529-1.webp)
塩水にひたしたらしったかが動き始めました。
動く「しったか」の画像です
塩水で茹でる
しったかを鍋に入れて貝がかぶるまで塩水をくわえます。塩水は海水の濃度
ゆっくり加熱してください。熱湯にいきなり入れると、身が引っ込んで取り出せなくなるので要注意
![塩ゆでしてるしったかの写真です。塩水の濃度は海水くらいです。熱い湯に入れると、しったかの身が奥に入って取り出せなくなります。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/1.11.1_1.11.1-min-min-940x529-1.webp)
沸騰したら日本酒をくわえてさらに加熱、再度沸騰したら火を止めて放置します。粗熱がとれたら完成です。
身の取り出し方
先の尖ったもので身を取り出します。
「しったか」の身の取り出している動画です
貝の渦と同じ方向にゆっくり回すと身が抜けてきます。
![シッタカの身を引き抜いている写真です。先の尖ったもので身を引き出し、貝の渦と同じ方向にゆっくり回しながら引き抜いています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/1.15.1_1.15.1-02-min-1.webp)
身はほのかに甘く磯の旨味を味わえました。
![シッタカの殻と身の写真です。殻の高さは5cm、横から見るとほぼ正三角形をしています。 身は乳白色で蚊取り線香のように渦をまいています。](https://careerchange-diary.com/wp-content/uploads/2022-11-13_20-28-33.webp)
あまり見かけない貝ですが日本酒の肴に絶好です。見つけたら塩茹でにして召し上がってください。
吉池
しったかを購入したのは御徒町駅前の吉池という鮮魚店、他の魚屋で見かけない魚介が揃っています。