しったかという貝をご存知ですか。
殻の尻(殻頂)が高いので尻高と呼びます。
太平洋沿岸に生息していて、千葉県や静岡県、大分県などが主な産地です。
しったか(尻高)
殻の高さは5cm前後。
横から見るとほぼ正三角形。
この貝は御徒町の吉池で購入しました。
高知県産 尻高(しったか入荷‼️ pic.twitter.com/IuumNoVOtK
— 吉池 (@yoshiike_group) April 16, 2020
さっそく塩ゆでにして食べました。
酒の肴に絶好。
茹でても身は硬くなりません。
ほのかに甘く、磯の旨味を味わえました。
塩ゆで
砂抜き
海水と同じ濃度(約3%)の塩水に浸します。
塩水にひたしたら、しったかが動き始めました。
動きまわるしったかです。
調理方法
しったかを鍋に入れて、貝がかぶるまで塩水をくわえます。
塩水は海水の濃度。
ゆっくり加熱してください。
熱い湯にいきなり入れると、身が引っ込んでしまいます。
身を取り出せなくなるので注意してください。
沸騰したら日本酒をくわえて、さらに加熱。
再度沸騰したら火を止めて放置。
粗熱がとれたら完成です。
身の取り出し方
先の尖ったもので身を取り出します。
しったかの身の取りだしている動画です。
貝の渦と同じ方向にゆっくり回すと身が抜けてきます。
身はほのかに甘く、磯の旨味を味わえました。
あまり見かけない貝ですが、日本酒の肴に絶好です。
見つけたらぜひ試してください。
しったか(尻高)
・殻の尻(殻頂)が高いので尻高と呼ばれています。
・シンプルな塩ゆでをオススメします。
・身はほのかに甘く、磯の香りと旨味を味わえます。
・酒の肴にピッタリでした。
吉池
しったかを購入したのは御徒町駅前の吉池という鮮魚店。
他の魚屋で見かけない魚介が揃っています。
吉池で見つけた食材の記事です。




