DVD『お伊勢さん』で伊勢神宮の歴史と行事を学んでいます

宇治橋の鳥居の写真です。ここからが内宮になります。鳥居は橋の両端に建っています。

伊勢神宮式年遷宮特別企画 『お伊勢さん』というDVDボックスを購入、お伊勢参りをしてから伊勢神宮のことを知りたくなりAmazonで手に入れました。

伊勢神宮外宮の正宮 豊受大神宮の写真です。 伊勢神宮外宮を参拝、お作法をご存じですか?

伊勢神宮と日本の成り立ちを学べるこのDVDボックスの概要を紹介します。

伊勢神宮式年遷宮特別企画 「お伊勢さん」DVDボックスの表紙の写真です。

お伊勢さん

2013年(平成25年)伊勢神宮では式年遷宮が行われました。『お伊勢さん』には1月から10月にかけて三重テレビ放送が放映した式年遷宮の番組が収録されています。

第1回「伊勢への道」

鷹司大宮司と阿川佐和子さんが対談、天照大神が伊勢を選んだ理由、式年遷宮の意味、大宮司が祈りを捧げる時の気持ちなどが語られています。

さらに大神神社や桧原神社、皇女豊鍬入姫命と倭姫命、斎王制度などの歴史と変遷を取り上げました。

第2回「神宮125社まいり」

伊勢神宮は125社と呼ばれるお宮やお社で構成されています。

皇學館大学の櫻井治男教授と黛まどかさんがお社を訪れ、それぞれの歴史と独自の祭典を解説します。また伊勢神宮崇敬会のツアーに同行して夢輝のあさんが巡行の様子を紹介します。

第3回「神宮神田の一年」

年間1500回を数える伊勢神宮のお祭りは米作りへの祈りが根源、神宮神田の一年を紹介

日本人の生活と密接に関わるお米について、伊勢神宮で古代から作られてきた理由と神様との関わりを探ります。

第4回「千三百年の伝承、式年遷宮の歴史」

石坂浩二さんがゲスト、式年遷宮の始まりや20年ごとにお社を建て替える理由、そしてその精神を解説します。遷宮の歴史や危機と復興、江戸時代のお伊勢参りを支えた御師なども取り上げられます。

第5回「お伊勢参り」

桂文珍さんが西から、歴史家の金森敦子さんが東から、伊勢まで旅します。

文珍さんは江戸時代から続く麻吉旅館でお伊勢参りを題材にした道中噺『東の旅』から「七度狐」を噺します。

夢輝のあさんはお伊勢参りと関わりのある金剛證寺と二見興玉神社、多度大社、津観音、香良州神社を巡り、 庶民にとってのお伊勢参りの意味を問います。

第6回「神に捧げる音楽」

伊勢神宮のお祭りで奉じられる舞や神楽を収録

古くから伝わる歌舞がどのようにして現代へ伝えらたのか、雅楽とはどのような音楽なのか、神と音楽のつながりを東儀秀樹さんが解説します。

第7回「祈りのかたち、神宮の建築」

伊勢神宮と出雲大社、住吉大社の建築様式を紹介

20年ごとに遷宮を行う伊勢神宮、60年を式年とする出雲大社、古代から現代へ伝えられた建築技法で社殿を造りかえることの意味を探ります。

第8回「神宮の営みと日本人の自然観」

常世の重波寄せる国に鎮まりたい」 天照大神の神託です。

神道では古木や山だけでなく森や川、海も信仰の対象です。伊勢神宮と自然の関わりを通して日本人と自然との共生について考えます。

第9回「御白石と神領民の心」

御正殿の御白石を運ぶのは神領民の役割

夢輝のあさんが伊勢の河崎町を訪れて御白石持行事とその準備を紹介し、神領で生きる人々の心意気を伝えます。

第10回「内宮 遷御の儀」

遷御の儀」は新宮に御神体を遷す儀式、当日は三重テレビ放送でライブで放映されました。

10月2日に内宮で行われた遷御の儀と8年間に渡る遷宮行事の様子が収録されています。遷宮諸祭行事を通じて日本人のこころを探ります。

特典映像

DVDには特典映像が収録されています。

  • Disc1. 一年のお祭り
  • Disc2. 遷宮諸祭
  • Disc3. 宇治橋架け替え
  • Disc4. 内宮内の案内(別宮・正宮)
  • Disc5. 内宮遷御の儀、外宮遷御の儀
  • Disc6. 遷御の儀後の遷宮祭

伊勢神宮と日本の成り立ち

DVDボックス『お伊勢さん』には貴重で興味深い映像が収録されています。

式年遷宮の歴史的な意味や伊勢神宮と日本の成り立ちを知ることができました。

次回からDVDの内容を各回ごとに紹介します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください