京都・麩屋町通「晦庵 河道屋」、蕎麦ほうるの老舗で蕎麦をいただきました!

姉小路通から麩屋町通に入ったところにある晦庵 河道屋という蕎麦屋の店先の写真です。白い暖簾に黒字で「晦庵 河道屋」と染められています。

京都や大阪など関西地方はうどんの美味しが知られています。しかし京都でもおいしい蕎麦を食べることができます。京都の麩屋町通にある蕎麦屋「晦庵 河道屋」を紹介します。

京都旅行の2日目は早起きして南禅寺と法然院を参拝しました。朝食は三条河原町の進々堂でパン、その後は鴨川と京都府立植物園で遊びました。

鴨川にかかる飛び石の写真です。石を伝わって対岸に渡れます。

京都府立植物園から地下鉄で烏丸御池に戻りました。昼食は姉小路通から麩屋町通に入ったところにある「晦庵 河道屋」で蕎麦を食べました。

晦庵 河道屋

『蕎麦ほうる』の河道屋が経営する江戸時代から続く生そばの老舗です。河道屋の創業は元禄年間、江戸時代から菓子とともに蕎麦を商ってきました。有名な『蕎麦ほうる』は蕎麦粉を使った焼き菓子です。

小説家の山口瞳も京都に来るとこの店を訪れました。

私は西のほうへ取材旅行に行くと、帰りは必ず京都に一泊する。翌朝は町なかを歩く。だから、たいていは担当編集者と一緒に歩く。三条大橋を渡って、『亀屡良永』で菓子を買うニっとうそばとか寺町の骨董屋を見て歩くとかして、『河道屋』で蕎麦を食べ、『イノダコーヒー」でミルクコーヒーを飲んで宿へ戻ることになる。

山口瞳『男性自身 木槿の花』新潮文庫、1994年、p193より引用

デヴィッド・ボウイがよく訪れた店としても有名です。

13時頃お店に到着し、予約なしで席に着くことができました。店内は町家風の落ち着いた雰囲気です。

みぞれそば

茶そばを大根おろしでいただきます。

「晦庵 河道屋」のみぞれ蕎麦の写真です。

香りのよい茶そばでした。

とろろざる

タレにはうずらの卵とわさびが添えられています。

とろろざるのタレの写真です。おろしたとろろの上に卵とわさびがかかっています。
とろろざるの蕎麦の写真です。

天ざる

天ぷらの具は海老2尾と青じそ1個、ししとう1個でした。

天ざるの天ぷらの写真です。食材は海老が2本と大葉、ししとうです。
天ざるの蕎麦の写真です。刻んだ海苔が盛られています。

蕎ザルに盛られた麦には刻み海苔が添えられていました。

筍ご飯

蕎麦を注文したらセットで「筍ご飯」がついてきました。

セットについていきた「筍ご飯」の写真です。木の芽が添えられています。

蕎麦もいけますが、季節の「筍ご飯」も美味しかったです。

京都旅行の昼食に「晦庵 河道屋」で蕎麦を食べました。歩いていて偶然見つけた店でしたが雰囲気と味ともに良かったです。

京都は美味しい食べ物がたくさんある街です。もっともっと京都を楽しみたいです。

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