8月の始めに北海道へ旅行しました。
札幌での最初の夕食は炉端焼き「めんめ」で頂きました。
目次
めんめ
お店は狸小路商店街にあります。
とても活気のある商店街で、200軒のお店が連なります。
総延長は900m、通りはアーケードで覆われています。
狸小路商店街6丁目「狸小路市場」という看板のある路地に「めんめ」はありました。
道東では「キンキ」のことを「めんめ」と呼びます。
お店に入りカウンター席につくと、目の前に旬の野菜と魚が並んでいます。
どれも新鮮で生きの良い食材、目の前で一品一品を備長炭で丁寧に焼いてくれます。
国稀 特別純米酒
お店の雰囲気から日本酒を注文しました。
「国稀 特別純米酒」スッキリ辛口の日本酒です。1886年(明治19年)創業の増毛町にある日本最北の造り酒屋「国稀酒造」のお酒です。
増毛町は高倉健の「駅 STATION」の舞台になりました。『舟唄』が印象的な1981年(昭和56年)の名作です。
タコの刺身
黒板の「日替わりのおすすめメニュー」には美味しそうな料理が並んでいます。
タコの刺身を注文しました。
柔らかく引き締まった身が程よい歯ごたえ、噛めば噛むほど旨味がしみ出てきます。
岩牡蠣
夏が旬の岩牡蠣、一口では食べられない大きさに圧倒されました。
身は乳白色でツヤツヤしています。ジューシーでプリッとした食感、クリーミーで濃厚な旨さの中にほんのりと苦味を感じます。スルッと喉を通って行きました。
ししゃも
オスのししゃもを焼いてもらいました。
お腹が卵で膨らんでいないのでメスより痩せて見えますが、身はふっくらして脂がのっていました。
味わいは淡白、上品な甘みを感じます。頭から丸ごと食べると、ほのかな香りが口に広がりました。
帆立のバター焼き
お醤油の香りが食欲を誘います。
肉厚の身はプリプリ弾力があります。味は濃厚で噛むごとに凝縮された旨味が滲み出てきました。
焼きトウモロコシ
カウンターにあったトウモロコシを注文
香ばしく色鮮やかなとうもろこしが登場、果物のような甘さです。大通公園のトウモロコシも美味しかったすが、料理人が調理したものも違った味わいで絶品でした。
じゃがバター
イカの塩辛が添えられています。じゃがバターをイカの塩辛と組み合わせて食べるのが北海道流です。
ホクホクしたジャガイモにイカの歯ごたえがアクセントになりよい食感です。
ジャガイモとバターに塩辛を合わせるとまろやか塩味になり、日本酒にピッタリでした。
めんめの酒煮
店名になっている「めんめ」が登場、値段は8,000円で調理方法は「焼き」と「酒煮」から選びます。
「酒煮」を注文、キンキは鯛のような赤い色をした魚です。ふっくらした身は脂がたっぷりで上品な旨みを楽しめました。
シンプルな調理方法で素材の良さがいかされています。皆さんにもぜひ食べて頂きたい一品です。
雑炊
最後は「めんめの酒煮」の出汁でつくった雑炊
めんめの旨みが凝縮されています。美味しいので一気に完食、満足しました。
札幌の夜は初日から美味しく始まりました。素晴らしい素材を生かしたシンプルな調理に北海道の味を満喫
「狸小路市場」の「めんめ」は季節を変えてぜひ再訪したいお店です。人気のお店なので予約をして訪れてください。絶対にオススメのお店です。