57歳でフリーターになったUn lapinです。8月の始めに北海道へ行ってきました。
新千歳空港から小樽へ直行し、夜はお寿司。翌朝は早起きして、小樽三角市場で朝食を食べました。
小樽駅
小樽駅は1903年(明治36年)に開業しました。
趣のある駅舎です。1934年(昭和9年)の建設で、国の登録有形文化財に指定されています。
駅を背にすると海を望めます。海に向かって穏やかな坂がつづいています。大きな貨物船が航行していました。
小樽三角市場
小樽駅の隣に三角市場はあります。
大きな看板があるので、すぐに分かりました。
入り口は狭く、市場の中は幅2mほどの通路の両側にお店が並んでいます。200mほどの長さで、若干傾斜がついています。
八角などの珍しい海産物だけでなく、お菓子や果物、野菜も売られていました。
花咲ガニ。
近海で穫れたたホタテやカキもたくさん売られています。呼び込みのおばさんは、しつこくなくて愛想が良かったです。
味処 たけだ
市場には16軒のお店があり、そのうち6軒が食堂です。
7:00から開いていた「味処 たけだ」に入りました。鮮魚店が直営しているお店です。
お店の壁にはメニューが貼られています。どんぶりがお勧めですが、夜に海鮮丼を食べたばかりなので定食を選びました。
イカスミのさきいか
テーブルに着くと、小皿に入った黒いものが出てきました。
食べると、イカスミのさきいかでした。ほんのりと甘く、つまみながら食事を待ちました。
いかの刺身
コリコリと歯ごたえがあります。
新鮮なイカで、とても美味しかったです。
焼こまい
ホクホクしています。
冷凍したものを自分で焼いたのとは全く別の食感でした。塩かげんもよく、そのままでも食べました。
あっという間になくなりました。次回は日本酒の肴にします。
一塩サーモン
肉厚でジューシーなサーモンです。
口に入れると旨みが広がります。ご飯がすすみました。
しまほっけ
大きなホッケです。
肉厚で、よく脂がのっていました。ふっくらとした身を、大根おろしで頂きました。
帆立の稚貝の味噌汁
だしの良く出た味噌汁です。
ホタテの旨みが喉にしみ込みます。
三角市場
三角市場という名前は、土地と屋根が三角の形をしていることに由来します。終戦後にできた朝市が発展し、1957年(昭和32年)に現在の市場が建てられました。
6店舗の食堂で、小樽や北海道近海で獲れ新鮮な食材を満喫できます。
食べるだけでなく、見たり、買ったり、店員さんと話をしたり、さまざまな楽しみ方が出来る市場です。
三角市場の食堂は人気があるので、昼間の食事はお店に入るのに整理券が配られたり、食事が出るまで30分ほど待たされるそうです。
ぜひ、朝の散歩とセットで早めに出かけてみてください。朝食におすすめの市場です。