8月始めに北海道に旅行しました。新千歳空港から小樽へ直行
最初の夜はお寿司、翌朝は早起きして三角市場を訪れました。
小樽駅
小樽駅は1903年(明治36年)に開業しました。
駅舎は趣のある建物、1934年(昭和9年)建設で国の登録有形文化財に指定されています。
駅を背にすると海に向かって穏やかな坂、大きな貨物船が航行していました。
小樽三角市場
三角市場は小樽駅のすぐ隣です。
駅に向かって右手にある階段を上ると市場の入り口
大きな看板があるのですぐに分かります。
市場に入ると幅2mの通路の両側にお店が並んでいます。通路は200m程の長さで若干傾斜しています。
八角などの珍しい海産物だけでなくお菓子や果物、野菜も売られていました。
花咲ガニです。
近海で穫れたたホタテやカキもたくさん売られています。愛想が良いご婦人が呼び込みしてました。
味処 たけだ
市場にある16軒のお店のうち6軒が食堂でした。朝7:00から開いていた「味処 たけだ」に入りました。鮮魚店が直営するお店です。
壁一面にメニューが貼られていました。前夜は海鮮丼を食べたので定食を選びました。
イカスミのさきいか
テーブルに着くと小皿に入った黒いものが出てきました。
見ただけでは何かわかりません、食べてみるイカスミのさきいかでした。ほんのりと甘く、つまみながら食事を待ちます。
いかの刺身
最初に登場したのはイカの刺身、コリコリとした歯ごたえ
新鮮なイカでとても美味しかったです。
焼こまい
ホクホクした焼きこまい
冷凍物とは全く別の食感、塩かげんも良くそのまま食べて美味しかったです。
あっという間になくなってしまいました。日本酒の肴にピッタリな一品です。
一塩サーモン
肉厚でジューシーなサーモン
口に入れると旨みが広がります。ご飯がすすみました。
しまほっけ
肉厚で脂がのった大きなホッケ
ふっくらとした身を大根おろしで頂きました。
帆立の稚貝の味噌汁
だしの良く出た味噌汁です。
ホタテの旨みが喉にしみ込みます。
三角市場
三角市場という名前は、三角形をした土地と屋根の形に由来します。終戦後できた朝市が発展して1957年(昭和32年)に現在の市場が建てられました。
市場の食堂では小樽や北海道近海の新鮮な食材を満喫できます。食べるだけでなく、見たり、買ったり、さまざまに楽しめる市場です。
三角市場の食堂は人気なので昼間は整理券が配られたり、食事が出るまで待たされることがあります。ぜひ朝早く散歩とセットで訪ねてください。朝食におすすめの市場です。