57歳でフリーターになった Un lapinです。
今回は日比谷公園にある「日比谷サロー」を紹介します。
そよ風を感じながら屋外でランチを楽しめるレストランです。ビールも美味しいので、ぜひ訪ねてみてください。
日比谷公園
天気が良かったので日比谷公園でお昼ご飯を食べることにしました。JR有楽町駅から歩いて10分で日比谷公園に到着します。
有楽門。入り口に登楼があります。
日比谷公園は1903年(明治36年)に開園した日本最初の洋風公園です。2018年で開園115年を迎えます。
有楽門を入ると左手に石垣があります。江戸城の日比谷御門を警護する日比谷見附の跡です。御門は撤去されて石垣だけが残っています。

日比谷御門 『江戸東京重ね地図 』2001年 より引用
この土地は幕末までは大名の屋敷地でした。明治になって陸軍練兵場に変わり、その後は地盤が悪いため公園として整備されました。
Beer Terrace 1949 HIBIYASAROH(日比谷サロー)
日比谷公園には何軒かのレストランやカフェがあります。地図右下の第一花壇の北側、お濠に近い側が「日比谷サロー」です。
東京都公園協会「日比谷公園」 より引用
園内は花盛りでした。木々の緑の中に「日比谷サロー」は建っています。1949年(昭和24年)に創業したビアレストランです。
平日の13:30頃だったので待たずに屋外の席に着けました。席は9割方が埋まっていました。
ランチのメニュー
暑かったのでビールを注文しました。緑に囲まれた屋外の席で飲むビールは格別な美味しさです。どの席からも公園の木々が見渡せます。
ランチメニューから、本気の “バンコクガパオライス” 上州もち豚使用を注文しました。
唐辛子がきいて辛めですが、私には丁度よい味付つけでした。半熟卵を混ぜて頂きました。
家内の注文は、人気No.1 “東京36ライス” 国産鶏肉。
こちらは上品な辛さでした。
多くの方がオムライスとナポリタンを食べていました。
屋外で日差しをあびながら飲むビールと美味しいランチ。快適な時間をのんびりと過ごせます。
噴水と野音
食後に園内を散策しました。16万1,636m²の広さです。
園内マップの中央下側にある「大噴水」です。高さ12mまで水は噴き上がります。夜間照明があり、21:00まで水を噴出しています。
後ろに見えるのは日比谷野外音楽堂、「野音」です。
キャンディーズが解散を宣言した場所です。高校時代の夏の悲しい思い出です。
2018年3月29日に開業した「東京ミッドタウン日比谷」が園内のどの場所からも見えます。
手前に見えるのは「心字池」です。公園を設営するときにお濠の一部を残してできた池です。
2018年4月にテレビで放映された『池の水ぜんぶ抜く大作戦』で小池百合子東京都知事が胴長を着て入り、話題になりました。
以前このブログで紹介した京都の法然院の池も「心字池」と呼ばれていました。「心」の字をかたどった池を「心字池」と呼び、日本各地にあります。
園内は春の花盛りでした。
日比谷壕
有楽門を出ると左手に晴海通りを隔てて皇居のお濠が見えます。日比谷濠です。
右側には旧第一生命館や帝国劇場などの建物が並んでいます。左側の皇居外苑の木々と右側のビル群が調和した情景でした。
お濠には大きな亀がゆったりと泳いでいました。
まとめ
天気の良い日に、日比谷公園でランチを頂きました。
屋外でそよ風を感じなが飲むビールは格別な美味しさでした。
ビールが好きな方はぜひ訪ねてみてください。お勧めします。
「屋外でのランチ」の記事です。