57歳でフリーターになった Un lapinです。
定時に帰宅できるので、夕食に一品を作っています。
最近のマイブームは味噌汁。
「計量みそマドラー」と「板前さんの みそこし名人」を購入しました。
今回は、砂抜きにこだわった「しじみの味噌汁」を紹介します。
「しじみの味噌汁の作り方」をまとめた30秒ほどのビデオです。
しじみの味噌汁
ポイントは3つ。
砂抜きをする。
ダシは加えない。
具材は「しじみ」だけにする。
砂抜き
しじみを流水でよく洗います。
殻は汚れています。口が開いているしじみは取り除いてください。
塩水を使う
しじみは0.5%の塩水につけます。真水では、しじみの旨みが逃げ出してしまいます。
水温は20度位が適温。冷蔵庫に入れて温度が低くなりすぎると、しじみは砂を吐かなくなります。
重ねない
しじみ同士が重ならないように並べてください。重ねると、上の貝が吐き出した砂を下の貝が吸い込んでしまいます。
水面から少し出す
しじみの一部が水面から少し出る程度に塩水を注ぎます。しじみが酸素を取り込めるようにしておきます。
底に置かない
しじみは容器の底から離してください。底に置いてしまうと、排出物をしじみが再び取り込んでしまいます。
暗くする
容器に蓋をします。蓋がなければ、新聞紙でも大丈夫。
しじみは暗い場所で砂をよく吐き出します。
放置する
3時間たったら、塩水からしじみを取り出します。
濡れたキッチンペーパーをかぶせて、乾燥しない状態で3時間放置。この間にしじみの旨みが増してきます。
味噌汁
流水でしじみを洗います。
口が開いたしじみは取り除いてください。茹でてしまうと汁が美味しくなくなります。
鍋に水としじみを入れて、じっくりと5分ほどかけて湧かします。
ダシはいれません。しじみからでる旨みだけで美味しい味噌汁ができます。
アクを取り除く。
しじみの口が開いたら酒を加えて、火を止めてください。口が開かないしじみは取り除きます。
「計量みそマドラー」で味噌を軽量。
しじみの塩分が出るので、みそは薄めで大丈夫。
「板前さんの みそこし名人」を使って、味噌をこします。
「しじみの味噌汁」の完成。
薬味は入れません。ネギを加えると、しじみ本来の味わいが損なわれてしまいます。
以前は気にならなかったのですが、味噌汁を作るようになって舌が敏感になりました。
砂抜きにこだわって「しじみの味噌汁」をつくりました。
砂抜きのポイントは、0.5%の塩水を使う、しじみを重ねない、水面から少し出す、底に置かない、暗くすることです。
ダシは使いません。しじみからでる旨みで十分。
薬味も使いません。薬味は、しじみ本来の旨みを消してしまいます。
手間と時間はかかりますが、砂抜きにこだわると「しじみの味噌汁」が見違える味になります。皆さんも、ぜひ試してみてください。