味噌汁つくりに凝っています。
レシピ本を読んで作ったり、便利な道具を集めたりしています。
ナメコ汁さえあれば、仕合わせみたいなものである。檀一雄の「ナメコの納豆汁」 味噌汁を簡単に作れます!「計量みそマドラー」と「みそこし名人」をオススメします今回は砂抜きにこだわって作るしじみの味噌汁を紹介します。
目次
しじみの味噌汁
美味しいしじみの味噌汁を作るポイントは3つです。
- 砂抜きをする
- ダシは加えない
- 具材は「しじみ」だけ
砂を抜く
殻は汚れているのでしじみを流水でよく洗います。口が開いているしじみは取り除いてください。
砂抜きのポイントは5つ
0.5%の塩水を使う
しじみを重ねない
水面からしじみを少し出す
しじみは底に置かない
暗いところで砂抜きする
塩水につける
しじみは0.5%の塩水につけます。真水を使うとしじみの旨みが逃げ出してしまいます。水温は20度位が適温、温度が低くなるとしじみは砂を吐かなくなります。
重ねない
しじみ同士を重寝ないでください。重なると上の貝が吐き出した砂を下の貝が吸い込んでしまいます。
水面から少し出す
しじみの一部が水面から少し出る程度に塩水を注ぎます。
しじみにも酸素が必要です。
底に置かない
しじみは容器の底から離しておきます。底に置くと、しじみが排出物を再び取り込んでしまいます。
暗くする
容器に蓋をします。蓋がなければ新聞紙でも大丈夫。
しじみは暗い場所で砂を砂を吐き出します。
放置する
3時間たったら塩水からしじみを取り出します。濡れたキッチンペーパーをかぶせて乾燥しない状態で3時間放置、この間にしじみの旨みが増します。
味噌汁を作る
流水でしじみを洗います。口が開いたしじみは取り除いてください。閉じたしじみを茹でてしまうと味噌汁が美味しくなくなります。
鍋に水としじみを入れて火をかけます。ダシはいれません。
水からじっくり湧かすと、しじみからでる旨みだけで美味しい味噌汁ができます。
アクは取り除いておきます。
しじみの口が開いたら酒を加えて火を止めます。口が閉じたしじみは取り除きます。
「みそマドラー」で味噌を計量
しじみから塩分が出るので味噌は薄めで大丈夫
「板前さんの みそこし名人」を使って味噌をこします。
お椀によそって完成
薬味は入れませんでした。しじみ本来の味わいが損なわれてしまいます。
砂抜きにこだわってしじみの味噌汁を作りました。ダシを使わなくてもしじみの旨みで十分でした。砂抜きにこだわるとしじみの味噌汁が見違える味になります。皆さんもぜひ試してください。