妊娠中や授乳中でも、インフルエンザワクチンは打てますか?

女性の右腕にインフルエンザワクチンの注射を打っている写真です。

インフルエンザの予防接種を受けましたか?

私は10月の末に受けました。
風邪ぎみで体温は37.0度でしたが、注射は打ってもらえました。

「妊娠中や授乳中でも注射は受けられますか?」と尋ねたら、看護師さんが「どんな場合にインフルエンザワクチンを打てるのか」を教えてくれたので紹介します。

接種できない方

インフルエンザワクチンを接種できない人を医師が説明しているイラストです。

体調不良

基本的なことですが、体調が悪いと感じたらワクチンの注射を受けるのは中止してください。

アレルギー

インフルエンザの予防接種でアレルギーや重大な副反応があった方は受けられません。

37.5度以上の発熱

発熱しているとワクチンの注射は受けられません。

病院へ行く前に体温を測ってみましょう。37.5度以上なら予防接種はキャンセルです。

風をひいてクシャミをしている男の子のイラストです。

最近受けた予防接種

生ワクチンは27日以上、不活化ワクチンやトキソイドは6日以上間隔をあける必要があります。

免疫不全などの重い病気

免疫不全や心臓、内臓の病気で治療を受けている方は担当医に相談してワクチンの注射を受けられるか確認してください。

接種できる方

インフルエンザワクチンを接種できる人を医師が説明しているイラストです。

授乳中

授乳中でも予防接種は受けられます。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンで病原性がないので、母乳を飲んでいる赤ちゃんにも安全です。

妊婦

妊娠中も予防接種を受けられます。

インフルエンザワクチンは胎児にも安全です。

お母さんの免疫が伝わるので、赤ちゃんはインフルエンザの免疫をもって生まれてきます。

妊娠中のインフルエンザワクチン接種は母子ともに有用です。

ただし妊娠初期は自然流産が起こりやすいので、私が予防接種を受けたクリニックは妊娠14週までは接種をしないそうです。

卵アレルギー

インフルエンザワクチンを接種してもほとんど問題はありません。

インフルエンザワクチンの製造には卵が使われますが、ワクチン自体に卵の成分は残っていません。

孵化している卵にインフルエンザの株を接種して増殖したインフルエンザを精製、濃縮し、副反応の原因となる成分や病原性をなくしてインフルエンザワクチンはできます。

精製技術の発達により卵由来のアレルギー成分はワクチンに残っていません。このため近年は卵アレルギーの方がインフルエンザワクチンを接種してもほとんど問題になりません。

ただし卵を食べてショックを起こした人や蕁麻疹、発疹が出た方は、注射を避けるかアレルギーの治療を受けた病院に相談してください。

インフルエンザにかからないために

最後にインフルエンザの予防法を教えてもらいました。

流行前にワクチンを接種

インフルエンザワクチンは、発症の予防と重症化の防止に有効です。

インフルエンザワクチンが充填された注射器のイラストです。

ワクチンの効果は接種後2週頃からあらわれます。インフルエンザは例年12月下旬からはやるので、11月下旬から12月上旬までに注射を受けてください。

外出後の手洗い

手洗いは体についたインフルエンザウイルスを除去するのに有効です。

石けんで手を洗っている写真です。

アルコール製剤による手指衛生も効果的です。

湿度の保持

空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。室内の湿度は加湿器などで50~60%に保ってください。

休養と栄養摂取

しっかり休んで体の抵抗力を高めておきましょう。

眠っている猫の写真です。

人混みを避ける

インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えましょう。外出するときはマスクを着用してください。

インフルエンザにかかると38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が急速にあらわれます。

子供はまれに急性脳症を発症し、高齢者では肺炎などの重症な合併症で死亡することがあります。

自分がインフルエンザにかからないだけでなく、周りの方にうつさないためにも、11月になったら早めにインフルエンザワクチンを接種してください。

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