新型コロナウイルスの院内感染を予防するためにオンライン診療を受けました。
スマートフォンで医師と会話をして診察は終了、病院へ行かないので新型コロナウイルスに感染する危険はゼロです。
2020年4月から制度が変わりオンライン診療は受けやすくなっています。
今回はスマホアプリのインストールから診察、薬の受け取りまで私の治療体験を紹介します。新型コロナウイルスの感染を予防するための参考にしてください。
オンライン診療
オンライン診療のメリット
オンライン診療には次の長所があります。
これまでのオンライン診療
禁煙外来以外の病気は最初に病院で直接診察を受ける必要がありました。2020年4月13日からは医師の判断で病気にかかわらず初診から診断や処方を受けられるようになりました。
予約手続き
オンライン診療の確認
厚生労働省のホームページでオンライン診療の「対応医療機関リスト」を閲覧できます。私はかかりつけのクリニックに電話して確認しました。
オンライン診療を受けるためには指定されたスマホアプリが必要です。かかりつけのクリニックで使用しているサービスはcuron(クロン)でした。スマホでアプリをインストールして登録を開始します。
登録から予約まで
curonのホームページからスマホにアプリをインストール
アプリを使って次の手続きをします。
- アカウントの作成
- 個人情報の入力
- クリニックで本人確認
- 診察予約
- 問診に回答
手続き自体は10分ぐらいで終了
ただしクリニックが本人確認をしてくれないと予約はできません。
アプリの画面にも「数日かかる場合もありますので、しばらくお待ちください」との表示されていました。私はクリニックへ電話をした直後に手続きをしたのですぐに対応してもらえました。
医療機関に登録しても気づいてもらえないと診察を受けるまで時間がかかるので注意してください。
診療
予約時間の5分前からスマホをもって待機
診察を受ける場所
診察のために背景が乱雑でない場所を探します。私は子供の机で診察を受けました。オンライン授業を受けているのでわが家で最も片付いていました。
クリニックから着信
予約時間にクリニックからスマホに連絡があります。
スマホの画面に先生が登場
スマホの画面中央にクリニックの先生が登場、右下に自分の顔が表示されます。
画像は少し暗めでした。明るいところで診察を受けないと顔の表情はよくわかりません。
スマホは固定するのがオススメ
スマホを手で持っていたら画面から顔がたびたび外れていました。顔も下からのぞくので少し間のぬけた表情に映ります。スマホは手で持たずに固定した方がよさそうです。
音質は良いです
音質はよいので会話に問題はありません。血圧は事前の問診で自己測定値を申告、聴診や検査はありませんが診察はいつもどおりに終了しました。
処方箋を発行
最後に近所の薬局の連絡先を伝えてビデオは終了
クリニックから薬局へ処方せんをFAXで送信してくれます。自宅に処方せんが届いたら処方せんをもって薬局へ行くよう指示されました。
診察後
サービス会社からメールが届く
診察が終わると、curonからメールが2通届きました。
「お支払いの確認が取れました」
1通めは支払いの確認、診療明細と処方内容、決算額が記載されています。合計で834円でした。
「お薬の準備が出来ました」
2通めは処方せんの発送について、「クリニックにて発送の準備ができました。3営業日以内を目安にお届けします」と書かれています。
薬局から電話がかかる
メールが届いた直後に薬局から電話がかかってきました。
処方せんのFAXが届いたので薬局で薬を準備しておきます
クリニックから処方せんが届いたら受け取りにきてください
薬を受け取りに行く
2日後に処方せんが自宅に届きました。薬局に行くと薬はすでに準備されていて待たずに受け取れました。
新型コロナウイルスの院内感染を予防するために受けたオンライン診療を紹介しました。
手続きはとても簡単です。主治医と世間話をできないのが少し残念ですが診察に問題は感じませんでした。
感染予防だけでなく時間を有効に使えるのがオンライン診療の魅力です。かかりつけ医であれば先生が自分の体のことを知っているのでオンライン診療は試す価値があると思います。ぜひ検討してみてください。